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この道を行けばどうなるものか

Linux、スマホ、ゲームの話などのつぶやきで、色々試行錯誤した情報を提供します。その他もあります。

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今までのLinux系の話題から外れます.

ある事情があって、WindowsXPで使用していたThunderbirdからOutlookにメールを変更することになりました。

今まで使用していたThunderbirdで使用していた多数のメールをOutlookにコピーしたい訳ですが、これらのメーラーのみでは、直接メールをエクスポート&インポートが出来ません。

各サイトを調査してみると、MailStore Home というフリー(非商用)のソフトウェアで変換が出来ることを紹介しているサイトは多々あったのですが、それ以外はなさそうでした。また、少し使用してみましたが、読み取りや書き込むフォルダに制約?があるようで、使い辛い感じでした。

色々調査していくと、Thunderbirdでeml形式にエクスポートするアドオンがあることが判明し、
このアドオンと、Windows Live Mail経由でOutlookにエクスポートできましたので、紹介します。

このアドオンですが、LinuxでThunderbirdを操作していたら、メールフォルダを選択して右クリックしたときに、「ImportExportTools」という選択メニューがあったのですが、Windowsで試してみると出てきませんでした。特に意識してインストールはしていません(はずです)。

Windows版のThunderbirdで検索しても出てこないため、直接そのアドオンのサイトからダウンロードして、それとWindows Live Mail経由で、Outlookにメールを変換できたので、手順を紹介します。

1.ImportExportToolsをダウンロード

Kaosmos Website というサイトに、色々なアドオンが紹介されており、そこで「Import Export Tools」のファイルをダウンロードします。例えば、ImportExportTools-2.8.0.4.xpiといったファイル名になっていると思います。

2.ThunderbirdにImport Export Toolsをインストール

単にファイルからアドオンをインストールするだけですが、私はその方法が分かり辛かったので、念のため紹介しておきます。

メニューバーの「ツール」→「アドオン」を選択。アドオン入手のシートに移って(デフォルトでここかもしれません)、右上の方のアドオンを検索する場所の左側に工具のようなアイコンがあるので、それを選択すると、「ファイルからアドオンをインストール」が出てくるので、後は、~.xpiのファイルをインストールするだけ。

インストールしたら、Thunderbirdを立ち上げ直します.

3.EML形式に変換してエキスポート

Thunderbirdのメールフォルダを右クリックすると、「ImportExportTools」というメニューが出てくるので選択し、「フォルダ内の全てのメッセージをエクスポート」でフォルダ内のメールをエクスポートします。ちなみに、フォルダ内のサブフォルダはエクスポートされないようです。

4.Windows Live Mailでインポート

Windows Live Mailを立ち上げて、メニュー左上辺りにあるメニューから、「メールのインポート」→「Windows Live Mail」を選択して、次に進みます.メッセージの場所を問われるので、メッセージが格納されているフォルダが格納されているフォルダを選択します。
メールが格納されているフォルダを直に指定しても認識されないようです。

5.Windows Live MailでOutlookにエクスポート

Windows Live Mailのメニュー左上辺りにあるメニューから、「電子メールのエクスポート」→「電子メールメッセージ」を選択します。

電子メールをエクスポートする形式として、「Microsoft Exchange」と「Microsoft Windows Live Mail」が問われるので(私の環境では)、「Microsoft Exchange」を選択して次に移動します。

メッセージのエクスポートで、Microsoft OutlookまたはMicrosoft Exchangeにエクスポートしますとダイアログが出るのでOKを押して、フォルダ選択画面に進みます。

上記4.でインポートしたときに、メールが格納されているフォルダ名が「メッセージ」となってます。Outlook上でもフォルダ名「メッセージ」で取り込まれるので、重なる可能性がある場合があるので注意が必要です。(実際に作業をしたときは、フォルダ名を変えて、重ならないようにしました。重なった場合にどうなるかは不明です。) 

6.Outlookを立ち上げて確認

メールが格納されたフォルダが出来上がっているはずなので、それを確かめて終了です。


環境は下記です。
Windows7
Outlook2010
Microsoft Windows Live Mail 2012

【追記(2014/1/26)】
この方法だと、うまく変換できない場合があるようです。例えば、下記の様な事象が発生しています。
・To:/Cc/From:等が「Taro Tanaka <taro@hogehoge>」の様になっていると、「Taro Tanaka」のみがインポートされて、「taro@hogehoge」の情報が失われてしまう。メールアドレスのみだとそのまま変換されます。
・その他、ヘッダ情報が失われてしまう。Sender:等の情報は無くなっているようです。Outlookでヘッダ情報を見ようとしても何も表示されませんでした。
・開封済/未開封のアイコンが、開封しても未開封のままになります。題名は開封済/未開封を切り替えると、通常/ボールドに切り替わります。




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